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近年増加するカフェインレスコーヒー需要に応えるために、コーヒー栽培の一大産地であるブラジルでも年々ラインナップを充実させる傾向にあります。

この度当店では、アマレロブルボンの栽培農園と同じドナナネン農園のデカフェの取扱いを始めました。
カフェイン除去方法は、現在一番品質が良いとされ、元々のコーヒー豆の良さがはっきりとわかる【スイスウォータープロセス　-SWISS WATER PROCESS-】を採用しています。

妊娠中や授乳中の方、カフェインの量を気にされている方、夜のコーヒーとしてもおすすめです。
チョコレートやナッティな風味をおたのしみください。

■スイスウォータープロセス
Swiss Water Decaffeinated Coffee Inc.のスイスウォータープロセスは、世界で唯一、化学薬品を一切使用せずに99.9％のカフェインを除去する方法です。

STEP.1
コーヒー生豆を洗い、水に浸します。
豆に水分を含ませることで、カフェインを取り除きやすくします。

STEP.2
カフェイン除去用水（GCE）と、独自のカーボンろ過装置を使用して、カフェインを徐々に取り除きます。GCEは、コーヒーの水溶性成分で過飽和された水からカフェインを除いたものです。
生豆をタンクに入れて、そこにGCEを注ぎます。すると、カフェインは平衡点を求めてコーヒー豆からGCEへと移動し始めます。
時間、温度、水の流れを慎重にコントロールして、生豆に含まれているカフェインをGCEに移動させる作用を最大限にします。

STEP.3
カフェインを含んだGCEをカーボンフィルターでろ過すると、カフェインだけがフィルターに残ります。その後GCEはカフェイン除去用タンクに戻り、コーヒー豆が99.9％カフェインフリーになるまで、このプロセスが繰り返されます。所要時間は約8〜10時間です。
カフェインで飽和状態になったカーボンは、カーボン再生炉に移されます。

STEP.4
カフェインを除去したコーヒー豆をタンクから取り出し、乾燥させて袋詰めし、出荷されます。


農園名：ドナネネン
生産者：エドワルド・ピネイロ・カンポス
生産地：ブラジル　ミナスジェライス州セラード地域
栽培品種：カツアイ品種
標高：1,000〜1,150m
平均気温：23℃
開花時期：9月〜10月
収穫時期：7月
精製処理：Natural
スクリーン：SC-16/18



※写真は焙煎前の生豆の状態です。お届け時の豆の色味はロースト度合いにより異なります。
※当店の焙煎機では、カシューナッツも焙煎しております。